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Will you still love progressive rocks
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The Circus and the Nightwhale - Kei

2024/03/21 (Thu) 22:16:08

こんばんは。
御多忙で大変だったようで、お疲れ様です。

さて、Steve Hackettの新譜"The Circus and the Nightwhale"は"Voyage of the Acolyte"以来のコンセプトアルバムだそうです。
あれ以外にコンセプトアルバムがなかったのかというのも驚きますが、ストーリーは本人の人生を反映したものだそうで、
そうなるとサーカスに囚われて自由を求めて脱出するという展開は深読みというか邪推を誘いそうな内容ではあります。
音楽的にはファンが求めている要素は全て取り揃えたうえでストーリーの語り口が非常に上手く、お見事と言える出来です。
最近の作品に共通する中東的な音は、展開に沿って現れる感じで「志向している」というほどのイメージではありません。

Kyrosの"Mannequin"はリーダーがトランスジェンダーを告白してから初のアルバムですが、ヴォーカルにフェミニンな表情も加わって
表現の幅が広がることにも繋がっているようです。
音は相変わらずの80年代シンセポップを現代的なセンスで再構成した、懐かしくも新鮮なサウンド。
近い感覚のバンドとしては世間ではFrost*が人気ですが、個人的にはこちらの方が好きです。

The Pineapple Thiefの"It Leads to This"は今回も豪華なデラックス版あり。
このバンドは個人的に"Dissolution"以降かの作品がハードルになっているように感じているのですが、
それはともかく今作も現代的なオルタナティヴ、ギターロックとして一級品。
本編の楽曲を全く違った表情で演じるボーナスディスクもこれまで以上に面白い内容です。

2月にタイでロシアの反体制バンドのメンバーが拘束されたとニュースがありましたが、
iamthemorningのGleb Kolyadinがサポートで参加していたと知ってびっくりしました。
程なく解放されたようで一安心です。

一旦暑いくらいに気温が上がったと思ったらまたすぐに寒くなったり、なかなか辛い天候です。
ここ数日は風も強く、各地で被害が出ているようですね。

サーバー移行 - chipmunk

2024/03/14 (Thu) 18:02:07

さくらインターネット様よりサーバーの移行を進められたため実施しています。少しの間アクセスできなくなると思います。って誰が見てるの、こんなとこ?????

わー! - chipmunk

2024/03/03 (Sun) 02:50:48

Keiさん、放置ごめんなさい! ちょっと慌ただしくてここに来る心の余裕がなかったです。ひさびさの海外出張でからだがぼろぼろです。

>Keiさん
あけましておめでとうございます!ってもう三月ですね。ホントすみません。
>Moon Safari
じつはボクは80年代初頭に大流行した STYX とか REO SPEEDWAGON とか JOURNEY とか AIR SUPPLY とかFOREIGNER(初期2作は好き) とか、ゴージャスなバラード系の音がすごくニガテで、SAFARI も最初に耳にしたときウワーッてなっちゃったんですね。それから聴いてないです。お郷が見えちゃうのもちょっと。今度はどうかなあ。
>PALLAS
意外と好きです。ここ数作も聴いてます。なんか重厚で潔いハードロックで。どのヴォーカリストも悪くないですが、アラン・リードは図抜けてるかもしれません。
>SYNDONE
これはもう楽しみ以外の何物でもないです。
>MOONGARDEN
超一貫性のある(笑) WATCH は追いかけてるんですけど、こちらは作品ごとに変わるのですべては聴けてないです。ロセッティ氏が入っていると聴くと興味出ますね。

ここへ来てマジ寒い日が続きますね。冬は嫌いではないですが、こう寒いとからだに応えます。春は飛ばして初夏になってほしいです。

明けましておめでとうございます。 - Kei

2024/01/11 (Thu) 22:01:25

新年から大変なことが続いておめでとうという雰囲気ではなくなってしまいましたが、無事年を越すことはできました。

Moon Safariが前作から10年ぶりの新作、"Himlabacken, Vol. 2"を発表しました。
年月が経っても爽やかで健康的な曲調、巧みなコーラスなど作風はそのまま。
クリスマスソングっぽい、というか冬の空気に合った雰囲気も変わらず、演奏もとても上手いです。
今回は10分が2曲、21分が1曲と大作も豊富でプログレらしいボリューム感もあり、
個人的にはもう少し陰があったほうが好みではありますが、魅力的な作品です。

Pallasの新譜、"The Messenger"ではAlan Reedが復帰しています。
特徴のハードで重厚な曲調は相変わらず、楽曲の完成度がとても高いです。
ドラマーが不参加でドラムパートは打ち込みになっているようですが、音の再現性は高いのとカチッとした調子が曲調に合っているので
そこまでは気になりません。
ただし、音が重厚な割に要所で打撃にパワーがこもらないのが少し物足りないのは事実ではあります。

Syndoneに関しては1曲目のピアノからの歌いだしでもう惹かれること請け合いです。
個人的に、このバンドのヴォーカリストはLazuliやRiversideと並んで現代プログレの最高レベルのシンガーだと思っているのですが、
この2バンドの作品が年の初めに出て年末に本作が出たので、昨年は優れたヴォーカルの多い年だった印象があります。

Moongardenはここ2作くらいと比べるといかにもなアコースティックギターのアンサンブルなどはありませんが、
そうなったことでむしろ音楽の下地にGenesisが見えやすくなったような気がしています。
ボーナスに関しては、Rosetti氏を招いてカヴァーするのが三人時代の"Invisible Touch"なのがちょっと面白いと思いましたね。

年が変わってから一気に冷え込んできたようで、これまでの暖かさからの落差で体に堪えます。
少し風邪気味にもなっていて、体調管理に気を付けないといけませんね。

あけおめ! - CHIPMUNK

2024/01/01 (Mon) 23:19:17

特に新年の計はありませんが、もう少し本を読んで音楽に打ち込みたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。

ライナノーツ mmlucky

2023/12/19 (Tue) 00:58:38

レコード会社を経営してます
ライナノーツをお願いしたいと思っております。
お返事お待ちしております。

Re: ライナノーツ - CHIPMUNK

2023/12/21 (Thu) 12:26:16

ご連絡ありがとうございます。
詳細をうかがいたいので、改めてこちらのメールアドレス shimachip@gmail.com までよろしくお願いします。

こんにちは - CHIPMUNK

2023/12/21 (Thu) 12:21:28

年末っぽくないなあと言っていたら突然寒くなって一気に年の瀬感が押し寄せました。走ってます、師じゃないけど。
>SYNDONE
わたしは一つ前の作品もまだ聴いておりませんでした、汗。
過去作からの引用もあるとうかがうと確かに総括して解散ということになるのかなという気がします。まあでも20年して活動再開してくれたのでまた十年後くらいに帰ってくるかもしれませんね。この作品はぜひ聴きたいです。
わたしもこのバンドの復活時にちょうど20年ぶりの海外出張勤務を再開したので不思議な縁を感じています。(^^)
>MOONGARDEN
こっちも追いかけ切れてないですが好きなバンドなのでゆっくり追いつきます、笑。わりと作風揺れてますが基本は GENESIS ということですね。
>Mangala VallisやSimone Rossettiらとの共演
これをうかがっちゃうと食指が一気に動き出します、笑。
>David Jackson
最近どこかでゲスト参加のクレジットを見た気がします。元気なようで何よりですね。プレイするのが好きなんだろうなあ。

半年ぶりのバンド練習でしたが思ったよりは憶えてました。あくまで思ったよりは、笑。生ドラムスで合わせるのはとても楽しいです。

Dirty Thirty - Kei

2023/12/20 (Wed) 22:53:50

そんなわけで、Syndoneの結成30周年記念作にして「おそらく最後」の作品、"DirtyThirty"です。
過去の楽曲の引用や再演を大幅に取り入れて30年の歴史を総括するような内容ですが、新作としての充実感もしっかりあり、ファンは感涙でしょう。
ボーナストラックは何と"Evelyn"の日本語版。曲調的に日本語で歌われると歌謡曲か唱歌という印象になります。

Moongardenの"Christmas Night 2066"は、タイトル通り2066年のクリスマスを舞台に戦争の悲劇を描いたコンセプトアルバム。
作風は近作と共通するものですが、テーマを反映してか今まで以上にセカンドギタリストによるリフがヘヴィで刺々しく、
楽曲も重々しく圧迫感のある調子がメインに感じます。
それでもプログレ・メタルという感じはなくGenesis系のシンフォニック・ロックの系統ですし、後半に開放感が出てきた時の感動は相当のものです。
ボーナスディスクではアウトテイクに加えてMangala VallisやSimone Rossettiらとの共演も交え、
"Invisible Touch"や"Hairless Heart"からAsiaメドレーまで演奏していてこれも痛快です。
Le OrmeやDivæ Projectなど直近のMa.Ra.Cashレーベルのリリースには非常に濃い人脈的内容の作品が見られます。
同レーベルがイタリアのプログレの配給をほぼ一手に担っているからこそかもしれませんが、繋がりとして興味深いです。

Cyanは予想通り第二作のリメイク"Pictures From Other Side"を発表。
ただしほぼ忠実に原作を再現した前作と異なり、曲も少なくなっていますしアレンジにも大幅に手を入れているようです。
最初と最後にプログレらしさをアピールしますが、中盤は落ち着いたバラードが中心。
Magentaとの最大の違いは当然ヴォーカルですが、それに寄り添うAngharad Brinnのバックヴォーカルも既に固有の特徴と言えそうですし、
今回はChristinaさんが歌ったらMagentaよりソロ作になりそうな曲が多いような気がします。
Rob ReedはJohn Rhys-Davies主演の短編映画の音楽を担当したそうで、主題歌を聴くこともできますが、
彼はプログレ好きだけど神髄はこっちなんじゃないかとも思います。

David JacksonがオランダのアーティストRené van Commenéeとの共作のアルバムでPioneers Over Cを再演するのだとか。
収録には元Porcupine TreeのColin Edwinも参加、アルバムのクレジットにはJohn Ellisの名前もあるようです。
これはちょっと気になりますね。

ちょっと前まで冬なのに暑いと言っていた気がしますが、急激に寒くなって体調も不安定な最近です。
年をとっても一緒に音楽をやる仲間がいるというのは活動のレベルによらずいいものですね。
僕も人とバンドをやってみたいという思い自体はあるのですが。

わわわ - CHIPMUNK

2023/12/09 (Sat) 01:45:41

Keiさん、すみません。一か月も放置しちゃいました。

>Balletto Di Bronzo
YouTube で 1 曲聞きましたが、いいですね。よだれが出ます、笑。
>Leoneさんの仮装
オネエから妖怪へと進化したというか、笑
>SYNDONE
これは長い付き合いなので入手予定です。復活して以降はボク的にたいへん好みの音楽なものですから。
>Hats Off Gentlemen It's Adequate
これは初めて名前を知りました。YouTubeで聴いてみます。

わたしは手持のものを目についたものからランダムに聴いてます。JETHRO TULLの前作、MIRIODORの前作、IQの新作、WATCHの前作、などなど新しいバンドはないですね、汗
あとは自分のバンドがそろそろ復活しそうなのでギターの練習してます。PINK FLOYD やりたいけど賛成してもらえないだろうなあ。

Balletto Di Bronzo - Kei

2023/11/07 (Tue) 23:17:11

凄いですよね。
1曲目の妖しげで重苦しい雰囲気から2曲目の強烈なオルガンあたりでやられます。
Leoneさんの仮装は妖しいというより怪しいという表記の方が似合う気がしますが。
この芸風でThe Beatlesカバー集を出しているというのにも興味を惹かれます。
ちなみに、Syndoneはちょうど今月28日に新譜を出すようです。
30周年記念盤ということですが、なんだかこれで解散しそうな雰囲気を出しているのがちょっと怖いですね。

MagentaのChristinaさんのソロ3作目"Bar Stool Prophet"はしっとりとした情感では前作に譲りますが、
バラエティに富んだ楽曲を楽しめる良作品になっています。
情感ではMVも発表されているタイトル曲が出色。最終曲ではSteve Hackettが情熱的なハーモニカソロを披露しています。
いつもながら全体的にポップスとしての質が非常に高いので、Magentaがそんなにという人でも楽しめそうです。

Hats Off Gentlemen It's Adequateは近年作品の話題をよく目にしましたが、
最新作"The Light of Ancient Mistakes"で初めて耳にしました。
2人+曲によってフルートの多重録音で、こういう編成でありがちなリズムの弱さはロックというより
エレクトロニックなビートが強調されているためか気になりません。
各曲はそれぞれ小説から着想されているそうですが、全体としてコミュニケーションの失敗、
相手への無理解による拒絶といったテーマを通しているようです。
この類のテーマを掲げた作品はここ数年でかなり発表されていますが、昨今の世界情勢を見ても
ロックが声を上げる題材として重大かつリアリティがあるのだろうと思わされます。

気が付けばもう11月、あれこれやっているうちに今年もあと2か月です。
それにしてはあまりに気温の高い日が続き、いつにもまして実感がわきませんが。


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